知らないとソンなこと ≫ 雪を残す融雪とコスト

融かす量が多いほど費用がかかる

どんな融雪を使っても、雪を融かすのに電気や灯油、ガスなどの燃料・エネルギーを使います。 井戸水の場合でも、地下水を汲み上げるために、ヒーターほどではないですが、電気代がかかります。

当たり前のことですが、雪を融かせば融かすほど、その費用が多くかかります。

全て融かせばスッキリだけど・・・

せっかくの融雪なので、ジャマな雪を全て融かすと見た目もすっきりします。 実際、多少お金がかかっても、スッキリ融かしたいという人はいます。

しかし、費用のことだけではなく、エネルギーのムダづかいにもつながりますので、融雪しすぎないことも、実は大事なことです。

とはいえ運転時間などを加減して、融雪の量をコントロールするのは難しいです。 融雪で積っている雪を自在に好きな量だけ融かすことはできません。
融雪では、雪は積る前に融かすのが基本。雪は一旦積ってしまうと、積る前よりはるかに融かすのが難しくなります。雪の塊がまだらに残ったり、積雪の中に空洞ができたりで、熱が効率的に雪に伝わりにくくなります。

そこで、融雪を行う場所と、不要な場所を分けることで、融かす量を最小限にするという方法をとります。

屋根融雪なら、屋根全てではなく、構造上問題にならない程度の雪は残すかたちで計画するのが一般的です。

ロードヒーティングの場合も、すべてではなく駐車スペースだけとか、通路分だけとか、広くしすぎないという考え方は大事です。 普段は融雪頼りでも、ときには必要に応じて、雪かき等で補うという発想があれば、もっと省エネで経済的な融雪が実現できるかもしれません。



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