知らないとソンなこと ≫ 融雪を手動で節約運転

センサーによる自動運転

降雪センサーによる自動運転は楽です。 しかし、完璧ではありません。 ときどき適切とは思えないようなタイミングでの運転を目にすることもあるでしょう。

融雪では雪が積る前に融かすのが基本です。 積ってしまうと、雪の中に空洞ができたりで、熱が雪に伝わりにくくなり、融かすのが一気に難しくなります。 そこで重要なのが、積り始めるタイミングを把握すること。 しかし、これがけっこう難しいです。

自動運転の設定の仕方にもよりますが、運転の条件が厳しいと、大雪の場合にはスタートが遅すぎて融け残しの原因になることもあります。 肝心の大雪の時に融けないのでは意味がないという理由で、運転の条件を緩くすると動く頻度が高まるということです。

なお自動運転の設定は、残念ながら利用者が簡単に調節できるものではないようです。 そのため自動運転に任せるか、もしくは自動運転に手動のON・OFFで補うかたちになります。

センサー・制御盤・タイマー

センサーやタイマーを使って自動運転を制御する制御盤は各社様々な工夫が行われています。


手動運転に挑戦

融雪の利用に慣れてくると、「節約」も兼ねて手動運転を組合わせる人もけっこう多いです。 しっかり操作できれば、実際に節約できる場合もあります。

ただし、手動運転には注意が必要です。 スタートが遅れると、「融け残し」の原因になりますし、「切り忘れによるムダ」にも注意を要します。

熱源を見ると、予熱に時間がかかる電気タイプの融雪は、手動運転が難しくなるでしょう。 スタートさせても予熱の間に積って、融けにくくなる場合もあるからです。

一方でボイラータイプなら融かす力も強いので、手動運転との相性は電気タイプよりいいといわれています。

井戸水の散水タイプの場合も、スタートが遅れると均等に融けずに、融け残しの島や、水溜りができたりします。 また管内の凍結のことを考えると、降雪の有無だけでオン・オフを決めるわけにはいかないこともあります。

手動運転には「節約」というメリットもありますが、その一方で、失敗するとそのリカバーに余計な「費用」や「労力」を必要とする事態を招くこともあります。

手動運転を取り入れるなら、まずは分かりやすいところから着手してみるといいと思います。 たとえば基本は自動運転で、明らかにおかしなところを手動でフォローするような感じですね。 そして手動運転の時は目を離さないようにしたいです。 いずれ手動運転に慣れてくると「気づき」や「経験」が、ノウハウとして積み重なっていくのかもしれませんね。

手動運転はスイッチのオン・オフの「タイミング」が重要なので、留守がちな人や、忙しい人には向かないので、その点も自分たちの適性を考えて挑戦しましょう。



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