電力自由化の大きな話題の陰で・・

2016年4月以降の電力自由化は大きな話題ととなりました。 規制緩和により電力会社を自由に選べるようになり、時期を同じくして「au電気」など様々な会社も電力参入に名乗りを上げて、選択肢が広がりました。

いろいろ話題も盛り上がるなか、その陰で、東北電力管内においては、「電気融雪」に大きな逆風が巻き起こっています。



東北電力で融雪用電力が使えなくなる?

東北電力のホームページを見ると、2016年3月いっぱいまで申し込むことができた「融雪用電力」とほぼ同じ内容の「よりそうCスノー」という電気料金プランが2016年4月以降は利用できるという説明になっています。

この説明だけ見ると、融雪用電力は何も変わらないように思えますが、実は「大違い」です。

2016年4月以降は「1引き込みに1メーター」が厳格になり、2016年3月までのように、「融雪用電力」契約を別途で追加できなくなります。

2016年3月までは、一つの世帯で「通常電灯」契約と「融雪用電力」契約とを両方利用できたのに対し、2016年4月以降はどちらかの契約しか利用できません。

もう少し具体的にいうと、2016年3月までは、融雪に必要な電気は別途に「融雪用電力」契約で使うことができたため、基本料金は冬期間だけ、従量料金もほぼ半額の単価という条件で使うことができました。

ところが、2016年4月以降は、融雪に必要な電気も含めて、一つの料金プランの契約を選ばなければなりません。 「よりそうCスノー」を選ぶと日常生活はムリなので、多くの人にとって「よりそうCスノー」は「絵に描いた餅」です。 結局、冬の間だけ使う融雪によって跳ね上がるアンペアが、通年の基本料金に反映されます。

三相電源を引く場合は、別途「よりそうCスノー」を使えるそうです。しかし残念ながら電気融雪の製品はそのほとんどが単相電源で、条件には該当しません。
水中ポンプの場合は三相電源を使う場合もあるので、深い井戸からの地下水消雪の場合のみ「よりそうCスノー」は使えるようです。



北海道電力はどうなの?

実は、北海道電力では、東北電力で起こっているような理不尽はないそうです。

2016年4月以降も、別途追加で「融雪用電力」の契約ができるんだとか。 北海道と東北で大きな差ですね。



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